こんにちは。
今さらですが、今回は大昔のバラエティ番組に関する記事です。
20年くらい前にテレビで『ガチンコ!』って番組やってましたよね。
TOKIOの番組で『ファイトクラブ』って企画がすごく人気でした。
この『ガチンコファイトクラブ』簡単に説明すると、全国から不良を集めて、元世界チャンピオンの竹原慎二さんがコーチを務めてプロボクサーに育て上げるっていう企画です。
不良の態度、反骨精神、乱闘、更生、努力、勝利など様々な要素を詰め込んだコーナーです。
まぁ、メインは不良VS竹原&前期生のやり取りだったんですけど。
当時高校生だった私の友人達も良くこの番組の話をしてました。
怖い物見たさで視聴率を狙うテレビ番組は多かったですが、この番組はその中でも特に人気がありました。
今回はこの番組のやらせ疑惑について詳しく説明していきます。
ガチンコファイトクラブはやらせだった!
そのあまりにも過激な番組内容に、当時からやらせ疑惑がありました。
乱闘になっても本気で顔を殴りに行こうとする不良がいなかったのです。
他にも、荒くれだらけの不良たちが、初対面なのになぜか一致団結してたりと、おかしな部分はありました。
大人になった今思うと「明らかにおかしいだろ!」とツッコミどころ満載の番組でした。
ちょっと頭の回転の早い人なら、当時でも『やらせ』と感じるはずです。
そのガチンコファイトクラブ、後になってやっぱり本当に『やらせ』だった事がわかりました。
テレビ局は絶対にそんな事は隠したいはずですが、やらせが明るみになったのは、なぜ?いつ?どこから?なのでしょう。
詳しく調べてみました。
ガチンコファイトクラブのやらせ疑惑はいつどこから出てきたのか?
疑惑じゃなくて確実なんですけどね。
明らかになった経緯をまとめてみました。
多過ぎて、書くの大変なんですが。色んなパターンがありましたのでパターンごとに分けて書いていきます。
①出演者たちの行動や言動が明らかにおかしいパターン
・TOKIOや番組スタッフが現場を訪れる時には高確率で不良たちの乱闘が起きる。
(TOKIOやスタッフのいない時にこんなに乱闘が起きているのなら、乱闘を止める者がおらず、全員もっとケガしてるはず)
・不良達がどんなに興奮しても、TOKIOやスタッフに飛び掛かる事がない。
・乱闘の際、誰かを殴るシーンがほとんど無い。
(服を引っ張ったり、手や足で体を押しつけたりするシーンばかり)
(三期の序盤で竹中が加藤兄の腹部を2発殴るシーンがあるが、加藤兄がかなり厚着をしており、衣服の内側に雑誌などの防具を仕込んでいる可能性が高い)
・五期生に練習指示を出していたのは四期生の梅宮だが、同じ四期生の白岩誠が行う方が適切だった。番組を盛り上げるために、出演者の中で最も華のある梅宮を抜擢した可能性が高い。
(スポーツの世界では不自然過ぎる行動で、格闘技経験者から見るとかなり違和感がある)
②番組内では仲の悪い出演者たちが、他番組やメディアで仲の良い様子を報じられるパターン
・対立しているはずの一期生の網野と二期生の斉藤が、テレビ朝日系『おネプ!』に立教大学アームレスリング同好会のサークル員として一緒に出演した。
・対立しているはずの二期生の斉藤と四期生の梅宮成哲(現:梅宮哲)が沖縄の餅つき大会に仲良く招待されていた。(この件は当時の琉球新報にも載った)
③出演者本人が後でバラすパターン
・一期生の網野が自身のブログで『やらせ』をバラす。
・四期生の谷野(色黒で序盤に竹原につっかかる人)が後に週刊誌に証言した。
・コーナー違いだが、オール巨人が著書『師弟〜吉本新喜劇・岡八朗師匠と歩んだ31年〜』にて、同番組内のやらせを暴露している。
④週刊誌に暴露される
2002年7月、写真週刊誌FLASHがガチンコの台本をまるっと掲載。
他にも「やらせだった」と数人の出演者が週刊誌に証言し、一般に暴露された。
こんな感じです。
かなり多いですよね。
わざやってるんじゃないか説まであります。
ガチンコファイトクラブのやらせ疑惑はいつどこから出てきたのか?まとめ
以上、今回は昔のバラエティ番組『ガチンコ』でのやらせ疑惑をまとめてみました。
ガチンコファイトクラブはYouTubeに定期的にアップロードされ、その度ものすごく再生される、今も人気のテレビ番組です。
かつてこれほどやらせが疑われ、たくさんの物的証拠や証人がいるテレビ番組は、私は他に知りません。
けど、それでもおもしろいのです。
おもしろければ、やらせだろうとなかろうと関係ないのですね。
みんなやらせってわかってる、でも見ちゃう、そのくらいおもしろいのです。
テレビに番組に限らず、こういうエンターテイメントがもっと増えればいいな、と思います。
ということで今回はこの辺で。
最後まで読んで頂いてありがとうございました。
では。 (=´▽`=)ノ