2020年1月5日(日)放送の情熱大陸で、山形県のラーメン屋の主人の特集をやっていました。
けど、この放送で視聴者が最も気になったことは、主人である掛神淳さんの服装でした。
プライベートで着ている服がルイ・ヴィトンばっかりだったのです。
しかもデカデカと『Louis Vuitton』と書かれたものばかり・・・。
さりげないのならまだわかるんですが、これだけアピールっぷりがすごいと素直に放送見れないんですよね。
で、いちおう服の値段を調べてみたので記事にしてみました。
やっぱり服の値段が気になる人多いですよね?
目次
琴平荘の掛神淳って?
琴平荘は『こんぴらそう』と読みます。
で、ラーメン屋のご主人は掛神淳(かけがみあつし)さんと言います。
年齢は54歳です。
この方が営業しているラーメン屋はもともと旅館との二足のわらじでした。
ところが2018年の地震の影響で、旅館の営業が出来なくなってしまったのです。
ですので現在はラーメン屋一本に絞って営業中です。
それでラーメン屋なのに旅館みたいな名前になっちゃってるわけですね。
琴平荘は山形県の鶴岡市にあるラーメン屋さんです。
メインメニューは中華そばで、750円です。
ラーメン屋の麺の平均の重さは160gなのですが、琴平荘の中華そばの麺は240gの大盛で、スープも大量に入っています。
ですので、これで750円はかなりリーズナブルだと思います。
で、肝心の味なんですが、申し分なし!
情熱大陸に出るくらいですから、超がつく人気店です。
3時間待ちもあるので相当人気ですよね。
スープのベースはトビウオのだし(あごだし)をメインにアジやイワシなどの魚介で、あっさり醤油に仕上がっています。
チャーシューもお店で手作りされています。
魚介スープとチャーシューの豚肉のうま味が高レベルでバランスが取れているとのこと。
240gもの大量の麺を飽きさせずに一気に食わせる味なわけですから、かなり考えて作られているようです。
琴平荘の掛神淳が情熱大陸で着ていたルイヴィトンの価格がエグい!
さて、ここからが本題になります。
その掛神淳さん、一体どんな服を着ていたのか?
順番に見ていきましょう。
まずはトレーナーです。
画像ではわかりませんが、オナカと首か肩の後ろくらいにバッチリ『Louis Vuitton』と入っています。
えええ!?
146300円です!
私の着ているトレーナーの50倍くらい高いです!!
ヴィトンのトレーナーってこんなに高いんですね。
しかもそれをラーメン屋の主人が普通に買えるって・・・。
けどすごいのはこれだけじゃありません。
お次はブルゾンとバッグとスマホケースです。
まずはブルゾンから。
えええ!?
416700円!?
私の車4台分なんですけど!! ※私の車は中古のワゴンRです
と言うかこのデザインの服を着れるのもちょっとすごいです!
次にバッグです。
カタチと大きさと柄(ダミエと呼ばれるチェック柄)のやつですね。
おそらくこれだと思われます。
146300円でした。
さらにバッグはもうひとつ登場してました。
こちらのクラッチバッグも赤で「VL」のロゴが入っています。
これで間違いないでしょう。
248000円です!
でスマホケースなんですが、調べてもよくわかりませんでした。
ちょっと古いモデルなのかも知れません。
相場価格は36300円~151800円の間です。
他にはマフラーがヴィトンでした。
こちらも正確な品番まではわかりませんでしたがが、ルイ・ヴィトンのマフラーの相場価格は6~10万円ほどです。
ここまで来るとパンツや靴もヴィトンっぽいですよね。
コートに関してはカタチが不明なのでよくわかりません。
丈から察するにピーコートでしょうか。
けど今シーズンのヴィトンは茶色のピーコートは出してません。
黒ならあるんですけど。※価格は453200円です。
パンツも全然はっきり映ってなくてよくわかりません。
靴は黄色と茶色で特徴的なんですが、こんなデザインの靴は、私の調べる限りヴィトンからはリリースされていません。
プライベートの掛神淳さん、もしかしたら全身で100万円以上のコーデかも知れないですね。
ラーメン屋の主人が全身で100万円の服を着れるのか?
これ気になりますよね。
客さえ来ればラーメン屋ってそんなに儲かるのか?と。
私の調べによると、ラーメン一杯の材料費は180円~280円です。
平均の230円とすると、琴平荘の750円の中華そばの材料費率は30.67%です。
はいはい!まさしく標準的です。
ラーメン屋の経費なんてググれば簡単にわかります。
話を戻しましょう。
これを見るとご飯や餃子は無いんですね。
サイドメニューは100円の味玉だけ。
つまりほとんどのお客さんが一杯のラーメンだけを食べるわけです。
※中には味の違うラーメンを二杯食べてる方もいましたが・・・。
ですので客単価は1000円もいかないでしょう。
おそらく900円前後かと思われます。
で、客数なんですが、かなり多いです。
この琴平荘は普通のラーメン屋と違って元旅館ですから、お客さんは大広間でラーメンを食べるわけです。
営業時間は昼間だけなのですが、仮に一日200人のお客さんが来たとしましょう。
※繁盛しているラーメン屋でも一日100人の客が来れば良い方。
これを週6で営業しているわけですから、月25日営業とすると、900円×200人×25日=450万円の売り上げ/月になります。
次は毎月の支出を計算していきましょう。
琴平荘は主人の掛神淳さんの他、奥さん、息子さん、お母さんの合計4人で営業されています。
営業前にまかないを食べている時は、主人の掛神淳さん以外に少なくても6人の従業員が映っていました。
家族以外に3人ですね。
ですので、おそらくパート・アルバイトを家族の他に少なくとも5人は雇っていると思います。
450万円の材料費30.67%は138万円
家族3人の給料が控除込みで30万円×3=90万円
バイト5人の給料が15万円×5=75万円
水道代+ガス代+電気代が約20万円
その他の調理器具や機械のリース代や消耗品などの雑費が約20万円
かなりざっくり計算ですが、おそらく支出は多くても350万円ほどかと思われます。
売り上げ450万円の支出が350万円ですから、掛神淳さんの取り分100万円・・・。
ここから税金などを払っていっても、80万円前後はありそうな感じがしますね。
毎月80万円あればブランドものの服も買えなくはないでしょうか・・・。
琴平荘の掛神淳、ヴィトンばかり着ているわけではない。
掛神淳さんは普段からヴィトンばっかりってわけじゃないです。
これはおしゃれ着ですからね。
仕事中はこんな感じです。
背中には「琴平荘」と大きく書かれています。
ユニフォームのTシャツです。
家で家族と食事をしている時はこんなジャージです。
ヴィトンを着てなかったらほんとに親しみやすそうな感じのおっちゃんですよね。
個人的にはデカデカとロゴが入った高級ブランドは着ない方が、素敵に見えると思います。
琴平荘の掛神淳が情熱大陸で着ていたルイヴィトンの価格がエグい!まとめ
以上、今回は情熱大陸で放送された、山形県のラーメン屋さん、琴平荘の掛神淳さんが着ている服について調べてみました。
どんだけニッチな記事だよ!?と自分でも思います(笑)
けどラーメン屋さんでも頑張ればこんなに稼げるんですね・・・。
掛神淳さんは寝ていて夜中に目が開いた時ですら仕事の事を考えていると言ってました。
忙しさを感じる暇もないほど忙しい中に身を置いているからこその集客に繋がっているのでしょう。
客単価が安い商売ですから、利益をあげるには客数を取るしかありません。
しかも山形県という地方で一定の客数を維持するのは並大抵の事ではないでしょう。
お店の繁盛は、掛神淳さんの努力無しにはありえない事でしょう。
でもヴィトンが気になりすぎて、放送中はあんまり内容が頭に入ってこなかったです(笑)
情熱大陸で料理人やる時は『アタリ回』が多いんですけどね。
今回はそういう意味ではちょっと残念でした。
けどこうやって改めて文字にして考えてみると、私も同じ自営業者として大変刺激になりました。
私は関西在住ですので、なかなか山形県には行けませんが、もし行く機会があれば必ず琴平荘には立ち寄ろうと思います。
3時間でも待ちますよ。
てことで今回はこの辺で。
最後まで読んで頂いてありがとうございました。
では。 (=´▽`=)ノ