2020年7月 、九州地方の集中豪雨により熊本県にある球磨川(くまがわ)が氾濫し、大勢の方が水害に直面しています。
2019年の秋には長野県の千曲川が氾濫し、大きな被害をもたらしました。
そして今年は九州での大きな被害です。
テレビでもニュースでも大きな話題になっていますが、球磨川の堤防のどの部分が決壊し、氾濫することになったのかをくわしくまとめてみました。
堤防が決壊した箇所をグーグルマップで徹底的に調べてみました。
今回の水害により被災された方には、心よりお見舞い申し上げます。
球磨川とは?
あれだけ大きなニュースになっていたので、御存知の方も多いでしょうがいちおう基本情報を載せておきます。
球磨川(くまがわ)とは熊本県南部に位置する川です。
山形県の最上川や、富士山の近くを流れる富士川と並び、日本三大急流の一つでもあります。
急流となっていますが、普段はこんなに穏やかな感じです。
九州の地図で示すとこのような位置です。
九州のほぼ真ん中にあるって感じですね。
人吉市内の球磨川の流れは比較的緩やかということで、カヌーのインターハイ会場に使われることもあります。
また、ラフティングにも適しているということで、日本でも有数のスポットになっています。
30cm以上のアユも生息しており、鮎釣りも盛んに行われています。
球磨川の決壊した場所はどこ?
球磨川の決壊したポイントは一箇所だけです。
決壊ではなく氾濫しただけのポイントは11箇所もあったのですが、これは越水ということになります。
水カサが増えすぎて、堤防の高さを超えてしまったということですね。
さて、その決壊した唯一のポイントは旧川跡と言われるところです。
堤防が30mにも渡って決壊し、ポツンと建物が残っています。
住所は熊本県人吉市中神町馬場です。
球磨川の決壊場所をグーグルマップで。
グーグルマップで言うとこちらになります。
〒868-0085 熊本県人吉市中神町馬場
ポツンと残ってた建物も確認できます。
建物下に排水ゲートがあるのですが、そのゲートの開閉をするための操作室ですね。
ここらへんの堤防が周りの土ごと決壊してしまったわけです。
(それでも残ってたこの操作室の土台もすごいです)
ちなみに、多数の犠牲者が出てしまった千寿園特別養護老人ホームの住所と地図がこちらです。
〒869-6401 熊本県球磨郡球磨郡球磨村大字渡乙1750
決壊ポイントから千寿園までは直線距離でおよそ1050mほどになります。
人吉市中神町馬場で決壊したことが、千寿園が冠水した直接の原因になっているのかどうかまでは不明です。
上でも書いていますが、球磨川は全部で12箇所で氾濫しています。
球磨川の決壊・氾濫場所はどこ?地図・グーグルマップでシンプル解説まとめ
以上、今回は球磨川決壊箇所について調べてみました。
堤防と言っても、排水ゲートのある箇所が決壊していたんですね。
住所は熊本県人吉市中神町馬場です。
グーグルストリートビューなら割と簡単に見つけることが出来ます。
気になる方はチェックしてみてくださいね。
大雨に関する水害は他にこんな記事を書いていますので、参考にしていただけると嬉しいです。
私が水害から生き延びた経験談も入っています。
知っているだけで普通に生存率が上がります。
お暇でしたらまた読んでみてください。
ということで今回はこの辺で。
最後まで読んで頂いてありがとうございました。
では。