今年の夏も甲子園で高校野球が盛り上がっています!
暑い中現地で観戦される方は熱中症にはくれぐれもお気をつけください。
私は家のエアコンの効いた部屋でテレビで見る派なのですが、ひとつ気になることが・・・。
それはバックスクリーンにある『山』と『九』の文字です。
これ一体なんなのでしょうか?
調べてみました。
目次
甲子園球場の『山』と『九』どこにある?
まずは『山』と『九』の具体的な位置をご覧ください。
大まかな位置で言うと、センターの真後ろのこの部分をバックスクリーンと言うのですが、この位置にあります。
次に具体的な位置なのですが・・・
画像下の赤ワクで囲ってる部分です。
なんなんでしょう、この位置は・・・。
甲子園球場のバックスクリーンの『山』と『九』の意味は?何を表している?
ここからが本題になります。
結論から言っちゃいましょう。
これ『山九株式会社』という会社の広告です。
さんきゅう、と読みます。
山九株式会社とは・・・
創業:大正7年(1918年)10月1日
事業内容:工場の企画、起ち上げから運営まで全般
資本金:286億円
本社所在地:東京都 中央区
事業所数:関係会社含めて国内外に約130カ所
従業員数:12059名(連結会社含めると31137名)
売上高:4081億円(連結含めると5725億円)
※東証1部上場 ※数値は2019年3月時点のもの
日本国内に留まらず、アジアで活躍するかなり大きな会社です。
事業内容もすごくて、お客の工場を企画するところから、起ち上げ、試運転、運営サポート、物流、設備メンテまで、全般に渡ってお手伝いしてくれる会社です。
他にこんな会社は見たことがないです。
会社相手の商売をしている会社なので、私たち消費者からはちょっと遠くにいるようなイメージの会社ですね。
というか・・・『山九』って縦に読むんですね。
てっきり、それぞれ別の意味を表してるもんだと思ってました。
だってこの画像に出てる文字、『山九』以外全て横に読むものなんですから。
ちなみにこの『山九(さんきゅう)』社名の由来は『ありがとう』とのことです。
あなた様にもこの記事を読んでいただきまして、私からも『ありがとう』とお礼申し上げさせていただきます。
甲子園球場のバックスクリーンの『山九』いつからある?『山九』の前は?
となると次に気になるのは『いつからあるのか?』です。
昔はこんな文字なかったはずなんですよ。
昔からあったなら、もっと早くに自分で調べてたはずですから。
ということで調べてみました。
すると『山九』広告は2017年からとのことです。
山九は今年2019年10月で創業101年の会社ですから、99年目に載せた広告なわけですね。
いや、なんだかちょっと感動的な話です。
会社が100年続くだけでもすごいと思うんですが、99年目に甲子園にデカデカと広告出せるんですからね。
そして2016年以前の広告も気になります。
これも調べてみると・・・
そう、グリコなんです。
グリコはお菓子の会社だからみんなわかりますよね。
だから広告ってわかります。
それがいきなり山九なんて馴染みのない単語に変わったもんですから、私たちは何の事だかわからない、気になってしょうがない状態になってしまってたわけです。
甲子園球場のバックスクリーンの『山九』広告料はいくら?
山九という、一見意味のわからない文字、しかもそれなりに大きな文字で、しかも黄色く目立つ文字、テレビ画面に映る頻度も相当高いです。
つまり、見る人にとってはかなりのインパクトがあるはずなのです。
そんな山九の広告料、一年間でいくらになるのでしょうか?
これも知らべてみると、値段が普通にわかりました。
その額なんと・・・
約2100万円(年間)です!
これ、激安じゃないですか?
このインパクトを観客と視聴者に与えて、年間2100万円ですよ。
しかも高校野球なんて、お盆休みに多くの人が見るんですよ!
関西の人は阪神タイガースのファンが頻繁に目にするんですよ。
これは安い・・・!!と思います、たぶん。
・・・安いと思いません?
甲子園球場の山と九の意味は?何を表している?いつからある?まとめ
今回は甲子園球場の『山九』についてまとめてみました。
真相は『山九(さんきゅう)株式会社』という会社の広告、という事でしたね。
私はてっきり何かの暗号だと思ってました。
実は私はこの付近に住んでいまして、神戸、芦屋、明石、西宮とかの市が近いのです。
この辺りの市は『北は山、南は海、その間に街がある』という感じで『山側』『海側』という表現を頻繁にします。
そのため『山九』も山側の9回(野球は基本9回まであるので)の何かと思ってました。
が、全然違いました。
まさか広告だなんて、1ミリも思ってなかったのでかなりの衝撃でしたね・・・。
ということで今回はこの辺で。
最後まで読んで頂いてありがとうございました。
では。 (=´▽`=)ノ