沢尻エリカさん逮捕により、その衝撃的な愛車が話題になっています。
この逮捕により明らかになったのではなく、以前から情報は出ていたのですが、今回の逮捕でまた話題になった形です。
車種やお値段など気になるところを徹底調査してみました。
目次
沢尻エリカのプロフィール
まずは沢尻エリカさんのプロフィールからどうぞ。
知ってる方は読み飛ばしちゃってOKです。
名前:沢尻エリカ
本名:澤尻エリカ
相性:エリカ様
生年月日:1986年4月8日
年齢:33歳(2019年11月現在)
身長:161cm
出身地:東京都
職業:女優、歌手
最終学歴:日出女子学園高校 中退(偏差値42)
沢尻さんと言えば2007年の「別に」発言が最も有名ですよね。
これをきっかけに言ったんは女優業を休止されたのですが2010年には復帰し、2012年には映画『ヘルタスケルター』でアカデミー賞優秀主演女優賞を受賞するほどの活躍をされました。
沢尻エリカの愛車が色々とエグ過ぎるクルマだった!カーマニア必見!
ここからが本題になります。
それではまず車種からご紹介していきましょう。
沢尻エリカの愛車の車種は?
こちらBMWのM6となっております。
※画像が荒くてすみません、沢尻さんの自宅に停まっているものです。
海外の車は車の名前が記号みたいでわかりにくいですよね。
今回は日刊スポーツさんが報じていますが、今年5月にはフライデーでも報じられていました。
BMW M6と言えば、実はもう製造されていない車です。
2019年の1月に製造中止となりました。
BMW M6には主に三つのカタチがあります。
一つ目は屋根付きの2ドアクーペで、これはわかりやすいところでいうとトヨタ86や日産GT-Rのような形です。
二つ目は2ドアのオープンカーで(ドイツ語ではカブリオレと言います)日本車でいうとマツダのロードスターが良い例でしょう。
三つ目は4ドアのグランクーペと言って、クーペのシルエットを残したまま4枚ドアにした車です(個人的にはそれはもうクーペじゃなくてセダンだろと言いたいです)日本車ではもう製造中止しましたが、マツダのRX-8がこれにあたります。
それぞれのカタチに『コンペティション』という、エンジン出力と足回りとボディ剛性をちょっとずつ強化した上位グレードも存在します。
そんなBMW M6の気になるお値段は、安いもので新車価格は1900万円、高いもので2100万円です。
沢尻エリカさんの所有していた車両は2ドアのクーペですのでおそらく1900万円だと思われます。
コンペティションかどうかまでは明らかになっていません。
沢尻エリカの愛車、BMW M6の性能やスペック
そんなBMW M6、エンジンはV8の4.4Lをツインターボで過給し、最大出力は560ps/6000rpmを発揮する超高性能ユニットです。
オタクくさい文章になってしまって申し訳ありません。
わかりやすく言うとこれは、ターボ付きの軽自動車9台分に匹敵する馬力だということです。
で、最大トルクは69.3kg/1500~5750rpmです。
つまり、本当にヤバいのは馬力よりトルクの方です。
赤信号が青になって軽くアクセル踏むだけで、自然吸気7000ccエンジン並の最大トルクで前進が始まるということですからね。
簡単に言うと『アホほど速い』という事です。
同じエンジンを積んだM5というセダンタイプの車も存在するのですが、沢尻さんが選んだのは、2ドアで不便なM6です。
この時点で沢尻エリカさんがどれだけクルマ好きなのかビリビリと伝わってきます。
2ドアの車は本当に不便で、前部座席の人が下りなければ後部座席の人は乗り降りする事ができません。
しかも後部座席はかなり狭いし揺れるので、長時間乗って移動するのにはかなりの苦痛を伴います。
さらにBMW M6は、通常の6シリーズとは比較にならないほどサスペンションが硬めになっています。
※BMWには『6シリーズ』という名前の、まだ低価格で快適な車種があります。というかBMWは『数字シリーズ』とか『X数字』みたいな名前の車種がむしろ一般的です。
BMWには『BMW M GmbH(通称M)』という、モータースポーツで勝つ事を目的として、本家BMW製の車を専門でフルカスタムする特別な子会社があります。
M6というのはこのM社が手掛けた6シリーズという事なのです。
ちょっと横道逸れてしまいました。
BMWのリリースしている車はほとんどがランフラットタイヤを装着しています。
※ランフラットタイヤとはパンクしても短距離ならそのまま走行する事が出来るように、タイヤの側面がものすごく硬く作られたタイヤです。(スペアタイヤを積まない事で軽量化とエコ化を図っているが、乗り心地が悪くタイヤ自体が高額というデメリットもある)
しかしスポーツ走行にランフラットタイヤは向かないので、Mシリーズの車種(たとえばM3やM5やM6など)には普通のタイヤが使われてます。
にもかかわらずBMW M6は、乗り心地がとても悪いクルマです。
(※クルマオタクは「イヤな突き上げ感は無い」などと言って喜んでいますが)
BMW M6という車はただの高級車ではなく、真のクルマ好きかつ運転好きが乗る超高級車です。
見栄を張りたいだけのお金持ちなら、同じ値段ではポルシェの911カレラというクルマを買う方がよっぽど合理的です。
BMW M6を都内で所有するという事の難しさ
東京で車を所有するにあたって一番困るのが駐車場です。
沢尻エリカさんが住んでいるのは目黒区の超高級マンションです。
自宅には大きな駐車場があります。
ここにM6を置いておくのは問題ありません。
問題は出かけた時です。
都内ではそんじょそこらの駐車場に停める事ができません。
BMW M6の車幅は1900mmです。
こんなに横幅の広い車が停められる駐車場ってそうそうありません。
1850mm以下ならまだなんとかいける事が多いのですが・・・。
そんな大きな駐車場があっても目的地から離れてる事がほとんどです。
しかもM6の前部座席はバケットシートです。
バケットシートとは『バケツ』が訛った言葉で、まるでバケツにハマるように、体がシートにすっぽりと入ってしまうタイプのシートです。
このバケットシート、2ドアの車体との相性は最悪です。
2ドア車はドアが非常に大きいため、乗降時に隣に車が停まっているとちょっとしか開けることができません。
体はバケットシートに収まっていますから、一旦前にズラして、次はナナメ後ろ方向の狭い隙間に向かって出なくてはいけないのです。
右ハンドル車を上から見るとこんな感じです。
高い駐車場払って毎回こんなしんどい乗り降りするんです。
クルマへの愛がよほど深くないとこの苦痛に耐え続ける事は出来ません。
スポーツクーペ乗りの読者様の「ほんとそれ!」という声が聞こえてきそうです。
それだけではすまない沢尻エリカのBMW M6のヤバさ
他にもヤバいところがあります。
沢尻エリカさんのBMW M6、なんとマットブラックです。
街で走ると超目立ちます。
マットブラックというのは『つや消しの黒』という意味です。
つまり、教室の黒板のように光沢がないのです。
これはボディに細かいザラザラの塗装をしているためなのです。
見た目には目立つのですが、手入れがかなり大変なのがデメリットです。
ザラザラのため、ツルツルの車よりは当然汚れがつきやすいです。
しかし特殊な塗装のため洗車機にはかけられません。
高いお金を払って手洗いしてもらうしかないのです。
つまり、マットブラックというだけで、かなりの注目を集めるのですが、それゆえにこまめに洗車して美しく保っておかないとカッコがつかないのです!
こまめに洗車するには洗車代だけで月にいくらかかるんでしょうか・・・。
貧乏な私からすれば考えただけで恐ろしいです。
しかし最近は車の見た目をお手軽に変えるラッピングもありますからね。
ラッピングならば素人目にはわかりませんし、ぱっと見は玄人目にもわかりません。
私個人的にマットブラックの車の9割はラッピングだと思っています。
ラッピングだと数十万円という低額で施工できますし。
あと基本的にM社のクルマは正規ディーラーに持って行かないと整備できません。
BMWのメカニックにはランクがありまして、最高の知識と最高の技術を身につけた最高ランクのメカニックは『マイスター』と呼ばれます。
当然マイスターになるための試験は超絶難易度です。
試験合格率は約4%です。
※現在の日本にいるマイスターは200人前後です。
Mの車はこのマイスターにしか扱う事が出来ません。
街のモータース屋さんはもちろん、BMWの正規整備工場の一般的なメカニックでは触ることはできないのです。
もしクルマの調子が悪くなった時は、すぐにBMWのホットラインに電話してマイスターの意見を聞かなくてはいけないのです。
・・・というクッソめんどくさいクルマです。
沢尻エリカさんのBMW M6というのはそんな大変なクルマです。
それをマットブラックにして乗ってるんだから、かなりのクルマオタクだと思われます。
沢尻エリカの愛車が色々とエグ過ぎるクルマだった!カーマニア必見!まとめ
以上、今回は沢尻エリカさんの愛車についてまとめてみました。
かなり長くなっちゃってすみません。
自動車の事があまりわからない事のために、事実を崩して書いているところもあります。
それにちょっと情報が古い部分もあるかと思います。
BMWってクルマも会社もかなり変革が早いので。
あまりにも大きく間違っている部分があれば、問い合わせフォームからお叱りメッセージいただければ幸いです。
てことで今回はこの辺で。
最後まで読んで頂いてありがとうございました。
では。 (=´▽`=)ノ