今回は人気アイドルの戦慄かなのさんの話です。
少年院上がりという、過激な過去を持つ戦慄さんなのですが…。
戦慄かなのさんのエピソードの中にはウソみたいなものもたくさん・・・。
以前にもこんな記事を書いています。
※最後にもう一度リンクを貼っておきます。
そんな戦慄かなのさんなのですが、今回は少年院で取得した資格についての記事です。
具体的には
- 高卒認定試験(大検)
- 秘書検定
- 危険物取扱者
- ワープロ検定
- エクセル検定
- そろばん検定一級
- 漢検準一級
です。
多過ぎて、思わず「ほんとに取ったのか?」と疑わずにはいられません。
今回は『実際に20か月でこれだけの資格って取ることは可能か?』検証していきます。
目次
戦慄かなののプロフィール
まずは『戦慄かなのって誰だよ?』って方のためにプロフィールまとめました。
名前:戦慄 かなの(せんりつ かなの)
本名:川﨑 佳奈乃
生年月日:1998年9月8日
年齢:21歳(2020年6月現在)
身長:154cm
血液型:B型
出身地:大阪府
趣味:不明
好きな食べ物:不明
好きなアーティスト:ブルーノ・マーズ
職業:アイドル、NPO法人『bae -ベイ-』代表理事
出身高校:不明、途中で退学になり少年院で大検取得
出身大学:非公表(早稲田大学と噂されている)
所属アイドルグループ:ZOC
経歴:
幼少時代は親に虐待されて育ち、非行に走るようになる。
高校時代、16歳の時JKビジネスで逮捕され、1年8か月を少年院で過ごす。
少年院で大検を取り、退院後は薬局の事務員を経て地下アイドルになる。
アイドルになり、自身の衝撃的な過去を発信する事でファンを増やす。
2018年、大学の法学部に入学。
大学に通いながら、虐待を受けている子供達を救うためにNPO(非営利)法人『bae -ベイ-』を設立、クラウドファンディングで資金を集める。
色々と気になる点が多いですよね。
『JKビジネス』の詳細についてはここでは記載いたしません。
内容が危険なので(笑)
気になる方はご自身で調べてみてください。
戦慄かなの、少年院で取った資格の数がすごい!これウソじゃない?
ここからがこの記事の本題となります。
戦慄かなのさんを疑うというかなり失礼な記事になってしまっていて、なんだか申し訳ないです。
まず取得した資格をおさらいしておきましょう。
- 高卒認定試験(大検)
- 秘書検定
- 危険物取扱者
- ワープロ検定
- エクセル検定
- そろばん検定一級
- 漢検準一級
ですね。
ではそれぞれの資格がどんな資格なのか、合格率や勉強時間を個別に考えていきます。
高卒認定試験(大検)とは
高卒認定試験(大検)とは、簡単に言うと『高校に行かなかった人が大学受験する為の資格』です。
戦慄かなのさんは、高校時代に逮捕されてそのまま退学されています。
つまり、高校は卒業できていません。
高校を出ていないので、当然大学受験は出来ません。
しかし、そういう人たちにも大学に行く資格をあげましょう、という資格が高卒認定試験(大検)です。
『だいけん』と言われることが多いですね。
昔TBSでTOKIOの『ガチンコ!』ってテレビ番組があって、その中で『ヤンキー達に大検を取らせよう』というコーナーがありました。
講師は大和龍門というスキンヘッドのおじさんでした。
こう言われると思い出す方もいると思います。
話を戻します。
大検とは、具体的にどんな試験なのか?
実は、大学受験レベルの学力ではありません。
高校3年生までしっかり勉強した者じゃないと合格は難しい、なんてこともないです。
国としても『中卒』の人よりも『高卒』の人を増やしたいわけで、試験内容はかなり簡単になっています。
具体的な試験範囲は、中学校の授業内容から高校1年生の授業内容くらいまで、です。
そして、合格ラインは約40%(100点満点のテストなら40点)で、合格率は(41.8%、平成30年)となっています。
つまり、中学校の授業内容さえ完ぺきにすれば、大検は取れる可能性が非常に高い、というわけですね。
予備知識ですが、大検は科目が8コあり、一つでも合格するとその科目は次回以降は免除となります。
つまり、落ちた科目だけ再テストという形ですね。
それを8科目続けるわけですから、難易度はかなり低く、大検の取得は比較的容易だと考えられます。
秘書検定とは
秘書検定とは、ビジネスに使う資格の一つです。
内容は
- 必要とされる資質
- 職務知識
- 一般知識
- マナー・接遇
- 技能
の5種類に分けられます。
英検のように『3級』『2級』『準1級』『1級』と4段階に分かれています。
戦慄かなのさんが何級を取得したのかはわかりませんので、ここでは最も簡単な『3級』の話をします。
秘書検定3級はマークシート方式のテストです。
試験時間は120分、正解率60%以上で合格、合格率は59%となっています。
過去問をある程度解いておけば、合格しやすいと言われています。
私もネットで過去問を見てみたのですが、3級でもけっこう難しかったです。
マナーもあるので、取っておくと恥かかないで済むいい資格だな、と思います。
危険物取扱者とは
危険物取扱者とは危険な化学物質を管理したり実際に扱ったりできる資格です。
『甲』『乙』『丙』(こう・おつ・へい)と3種類の難易度があって、おそらく戦慄かなのさんが取得したのは最も簡単な『丙』種だと思われます。
丙種というのは、簡単に言うとガソリンスタンドでの仕事に使うやつですね。
ガソリンや軽油などの燃えやすい液体を扱える資格です。
合格率は50.7%(平成29年)です。
理科が得意な方は割と取りやすいと思うのですが、理科が苦手な方には難しいです。
ワープロ検定とは
パソコンのワードソフトを使って、文章を正確に素早く作成する試験です。
あくまでも検定試験であり、実は資格ではありません。
パソコンをつかての文字入力が得意か苦手かで難易度は大きく変わります。
最も簡単な4級で合格率は80~90%とかなり取りやすいです。
級が上がると求められる文字数が増え、手紙っぽいのを作ったり、表が入ったりと少し複雑になります。
エクセル検定とは
これもパソコンの表計算ソフトで情報処理能力関連の検定試験です。
ワープロ検定と同じで正確には資格ではありません。
エクセル検定の試験内容は文章で説明するのはちょっと難しいです。
すみません。
検索すれば簡単に出て来ますので興味のある方はぜひ見てみてくださいね。
級も細かく分かれていて、ワープロ検定より複雑になってます。
実は試験自体が何種類もあって、それぞれの試験の中で級が分かれてたりします。
日本で最も有名な試験の、最も簡単な試験での合格率は80~90%くらいとなっています。
そろばん検定とは
そろばんの世界には2つの大きな団体があります。
一つ目は全国珠算教育連盟、二つ目は日商珠算能力検定試験です。
プロ野球のセ・リーグとパ・リーグ、ボクシングのWBAとWBCみたいなものです。
どちらにせよ、戦慄かなのさんが取得した1級はかなり難しいです。
10桁の数字をの足し算引き算を10回やる×10問や、10桁11桁の大きな数字での掛け算割り算などです。
これはたぶん子供の頃からやっておかないと出来ないんじゃないかと思います。
※私は子供のころそろばんやっていたので1級のすごさがわかります。
ゼロからそろばんを覚えて20か月で1級はかなり厳しいかと思います。
漢字検定とは
これは有名なやつですね。
難しい漢字を読んだり書いたりです。
準1級はかなり難しく、大学・一般程度の難易度となっています。
戦慄かなのさんは資格の勉強と並行してたくさんの読書をされていたので、漢字は得意だったのかも知れませんね。
合格率はなんとたった16.3~22.9%(平成29年度)です。
これは単純にかなりすごいと思います。
戦慄かなの、少年院で取った資格の数がすごい!これウソじゃない?まとめ
以上が戦慄かなのさんが取得した資格について、簡単に解説して見ました。
どの資格のどの級を取ったのかまでは、詳しく調べられなかったので推測で書いた部分もかなり多くなってしまいました。
意外だったのは大検ですね。
中学校の勉強だけでも取れるレベルなんだと知ってちょっとびっくりしました。
あとはそろばんです。
これは子供のころからの経験が無いとかなり厳しいと思います。
それに、少年院の中でそろばんの練習を出来る環境があったのかも疑問です。
でも実際取ってますから、すごいです。
あと漢検もすごいですね。
難しいとは聞いていましたが、まさかここまで合格率が低いとは思いませんでした。
生まれ育った環境のせいで、高校まではあまり勉強してこなかった戦慄かなのさんですが、もしかしたら勉強自体はすごく得意なのかも知れません。
ということで、結論としては『めちゃくちゃ頑張ればギリ取れる』です。
かなり上からモノ言っちゃててすみません。
私なら取れそうか?
私はそろばんが無理ですね。
経験者ですが、出来る気がしません。
あと戦慄かなのさんについては他にもこんな記事を書いています。
お暇なら読んでみてください。
ということで今回はこの辺で。
最後まで読んで頂いてありがとうございました。
では。 (=´▽`=)ノ