M-1グランプリ2019でミルクボーイが史上最高得点を獲得し話題になっています。
決勝大会には初出場のコンビなのですが、こんな無名に近いコンビがなぜM-1史上最高得点を獲得できたのでしょうか?
ネタとともに振り返ってみたいと思います。
目次
ミルクボーイのプロフィール
まずはミルクボーイのプロフィールからどうぞ。
知ってる方は読み飛ばしちゃってOKです。
コンビ名:ミルクボーイ
左(ボケ):駒場 孝(こまば たかし)
右(ツッコミ):内海崇(うつみ たかし)
結成年月:2007年7月
今何年目?:13年目(2019年12月現在)
大阪NSC27期生
ミルクボーイは全国的には無名ですが、関西でずっと活動しているお笑いコンビです。
2006年からM-1グランプリに出場していますので、歴史はあるんですよね。
で、他の漫才の賞レースではほとんど賞を獲ったこともなく、関西ローカルのテレビに出演した事すらそんなにありません。
つまり、関西在住のお笑い好きの間でもあんまり知られていないコンビなのです。
ミルクボーイ、M-1グランプリ2019の決勝でやったネタ
これがコーンフレークのネタでした。
コーンフレークについてちょっとディスったり誉めたりしながら漫才を展開させていく、という『誰でも知っているモノ』をネタにした超王道な誰にでもわかりやすい漫才だったのです。
その結果ツイッターの検索ランキングはこんな感じに。
コーンフレークが検索2位って・・・。
ミルクボーイ、M-1の漫才でなぜ史上最高得点を取ることが出来た?
ミルクボーイが獲得した点数は681点でした。
これは平均すると審査員一人あたり97.28点ですからとんでもない高得点です。
それを無名のコンビがたたき出したわけですからそりゃネットはお祭り騒ぎですよ。
今までの最高得点は2004年のアンタッチャブルの673点でした。
ミルクボーイの漫才、審査員からの点数が高かったのはきちんと数字で出てるのでわかるんですが、お客さんからの笑いも明らかに最も大きかったんですよね。
つまり、玄人も素人もミルクボーイをおもしろいと思ったわけです。
あくまで私の感想ですが、ツッコミの内海さんの力が大きかったのではないかと思います。
『コーンフレークやないか!』
『ほなコーンフークちゃうやないか!』
で、この後にコーンフレークに関するうんちくが毎回ちょっと出てくるわけです。
生産者の顔が思い浮かばない、とか、朝脳がボケてる時しか食えないなどなど。
コーンフレークについての考察がわかりやすい形で、しかもちょっと小ばかにしてる感じで理論的に述べられるわけです。
それが多くの観客の共感を得たからこそ多くの笑いを生んだのだと思います。
そして、内海さんって見た目がものすごくおっさんなんですよね。
M-1って基本若い方がメインで出る大会なんですけども。※実は内海さんはまだ34歳と若いですが。
そのベテランオーラムンムンのおっさんが一生懸命コーンフレークを語る姿のギャップも高得点の要因になったのかと思います。
誰もが理解できるネタ。
王道なスタイル。
見た目と内容のギャップ。
これらがうまくミックスされて大きな大きな笑いになっていた気がします。
ミルクボーイ、M-1の漫才でなぜ史上最高得点を取ることが出来た?まとめ
以上、今回はについてミルクボーイのネタについてまとめてみました。
これからのミルクボーイの活躍に期待したいと思います。
てことで今回はこの辺で。
最後まで読んで頂いてありがとうございました。
では。 (=´▽`=)ノ