令和元年の記念すべきM-1グランンプリ2019が12月22日(日)に放送され大きな話題となりました。
結果は無名のコンビ『ミルクボーイ』が圧倒的?な点数と得票で優勝しました。
審査員の松本人志さんも97点という高得点を付けてました。
が、松本さんって今まで98点以上つけた事があるんでしょうか?
と言うか、そもそも松本さんって今までどのコンビに何点付けたのが最高なのでしょうか?
今回97点という高得点をつけたミルクボーイへの評価コメントとともに紹介していきます。
ミルクボーイ、M-1で優勝したけどどんなコンビ?
ミルクボーイっていうのはM-1で優勝するまで、地元関西でもほとんど無名でしたから知ってる方は少ないと思います。
ですのでここで簡単に紹介しておきたいと思います。
ミルクボーイとは?
ボケの駒場孝(こまばたかし)さんとツッコミの内海崇(うつみたかし)さんからなる関西のお笑いコンビです。
大阪府出身、1986年2月5日生まれ、33歳(2019年12月末現在)
衣装でわかりにくいですが、脱ぐとすごい筋肉です。
兵庫県姫路市出身、1985年12月9日生、34歳(2019年12月末現在)
ルックスとしゃべりから昭和臭が溢れます。
二人がコンビを組んだのは2007年で、大阪NSCでは27期生になります。
高校生の頃からM-1甲子園に出ていたので(二人とも別のコンビでしたが)、お笑い歴はかなり長いわけです。
15年以上お笑いを続けてきて、今年のテレビ漫才はM-1が初だったとのこと。
下積みが長かっただけに、今回優勝出来て本当に良かったと思います。
ミルクボーイに97点つけた松本人志、過去に98点以上つけたコンビは?
さて、そんなミルクボーイに97点という超高得点をつけた松本人志さん、過去の採点っぷりはどうなのでしょうか。
松本人志さんは今までどのコンビ最高得点をつけて、その点数は何点だったのでしょうか?
調べてみると、おもしろい事がわかりました。
松本さんは実は今までにM-1で98点以上をつけた事はありません。
97点が最高です。
『じゃあ松本人志から最高得点もらったミルクボーイって最強なんだね』と言われるとそうでもありません。
松本さんはミルクボーイの前に97点を2回出しています。
1回目が2003年のフットボールアワーの時です(663点で1位、最終決戦は4/7票で優勝)
2回目が2010年のパンクブーブーの時です(668点で1位、最終決戦は0/7票で三位)
ミルクボーイが松本人志から受けたコメント
ミルクボーイに個人の史上最高得点の97点をつけた松本さんですが、どのようなコメントをしていたか見ていきましょう。
まず1本目のコーンフレークのネタが終わった時点でのコメントがこちら。
行ったり来たり漫才というか、揺さぶられた。
これぞ漫才というのをひさしぶり見せてもらった感じがした。
確かに、口だけで笑わせるそのスタイルはすごかったです。
和牛の賃貸物件見学ネタとか、ぺこぱのネタは口だけでなく動きがありましたから。
それはそれでおもしろいんですが、『純粋な口だけでの漫才』は漫才師としての真の力量が出てるように感じました。
口だけ漫才にもかかわらずM-1史上ぶっちぎりの最高得点ですから、ミルクボーイってすごいんだな、と改めて思わされます。
※それまでの最高得点は2004年のアンタッチャブルがたたき出した673点でした。
で、最終決戦を終わってからの松本さんのコメント、の前に見て欲しい画像があります。
実は松本さんだけ『かまいたち』を推していたんですよね。
ミルクボーイが2本目でやったネタ『もなか』は『コーンフレーク』とほとんど同じ構成でした。
それに加えて『コーンフレーク』よりも笑いが少し弱かったんですよね。
ここがかまいたちの方がミルクボーイより上だと評価された原因ではないかと思われます。
こうしてミルクボーイの優勝が決定した後は・・・
とコメントしています。
そして今大会M-1グランプリ2019を振り返って
数年前なら誰(出場コンビ)が優勝してもおかしくなかった。
と、今回のM-1を総括していました。
今回はそれだけハイレベルなM-1グランプリだったという事ですが、そんな中でのミルクボーイのぶっちぎり優勝はすごいインパクトでした。
M-1トリビア、審査員が付けた過去最高得点と最低得点は?
これだけ点数の話をしちゃうと気になるのが、審査員が過去につけた最高得点と最低得点です。
これも調べてみました。
最高得点は2009年、島田紳助さんが笑い飯につけた100点です。
体操の点数しかり、フィギュアスケートの点数しかり、こういうのは基本満点は出さないのが暗黙のルールですが、島田紳助さんは・・・
98にしようと思った。
(100付けると)後が困るから。
でも困ってもエエわっていうくらい感動しました。
と、笑い飯の『鳥人(とりじん)』ネタを絶賛していました。
もう10年前の話ですが『鳥人(とりじん)』と言われると、どんなネタだったのか思い出せる人も多いです。
そのくらい大きなインパクトだったんですよね。
ちなみにこの時の松本さんの点数は95点で、審査員7人の合計得点は668点でした。
では最低得点はいつ誰がどのコンビにつけたのでしょうか?
これは松本さんが2001年(第1回大会)でチュートリアルにつけた50点と、同じく第1回大会で島田紳助さんがおぎやはぎにつけた50点が最低点です。
ちなみにこの時のチュートリアルのネタは『むかしばなし』、おぎやはぎのネタは『へたくそ歌手』でした。
初期のM-1は今のM-1とは全く違う雰囲気で、審査員はほとんど笑わずピリピリした面接のようなムードでした。
第1回は特にです。
名前は同じでも『今のM-1とは完全に別物』ですので、昔の最低得点なんて無意味なのかも知れませんが、調べたので一応載せておきます。
今見返すとチュートリアルもおぎやはぎも普通におもしろいですからね。
ミルクボーイに97点つけた松本人志、過去に98点以上つけたコンビは?まとめ
以上、今回はM-1グランプリで過去に松本人志さんがつけた最高点数について調べてみました。
最高得点は97点で、笑い飯とパンクブーブーと今回のミルクボーイが獲得していた事がわかりました。
松本さんのコメントを見ているとこの先98点以上って出そうにないんですけども、M-1は本当に何が起こるかわかりませんよね。
また次回以降のM-1グランプリが楽しみになりました。
ということで今回はこの辺で。
最後まで読んで頂いてありがとうございました。
では。 (=´▽`=)ノ