mouseのDAIV 4Pを厳しく評価してみたら高性能すぎてバグってた。
2023.03.21更新
本記事には広告が含まれます。
こんにちは。当サイト管理人のnk(えぬけー)です。
今回はmouseのノートパソコン、DAIV 4Pを厳しく評価しながら紹介していきます。
結論から言うと、mouse DAIV 4PはC2タイプのノートPCの中では非常に完成度が高く、当サイトが100%の自信を持っておすすめ出来る一台です。
C2タイプというのは、当サイトが独自に定めているノートPCの分類です。
用途\サイズ | 15.0インチ以上 | 14インチ台 | 13.9インチ以下 |
---|---|---|---|
ゲーミングPC ・144Hz以上のモニター搭載 ・専用GPU搭載 | A1タイプ | A2タイプ | A3タイプ |
クリエイターPC ・144Hz以上のモニター非搭載 ・専用GPU搭載 | B1タイプ | B2タイプ | B3タイプ |
ビジネスPC ・144Hz以上のモニター非搭載 ・専用GPU非搭載 | C1タイプ | C2タイプ | C3タイプ |
そんなmouse DAIV 4Pですが弱点が一つだけあります。
DAIV 4Pの優れている点、劣っている点それぞれをくわしく解説していきます。
mouse DAIV 4Pの公式ページはこちら当サイトでは
- 購入するパソコンの用途とサイズを決める
- 基本スペックを絞り込む
- 裏スペックを絞り込む
という3ステップのルールに従って、ノートPCの評価をしています。
初めて訪れていただいた方は最初にこちらのページをご覧ください。
では話を戻しましょう。
今回のmouse DAIV 4PはC2タイプということになりますが、世に出回っているC2タイプPCの中ではもっとも高い裏スペックを持っています。
まずは基本スペックからくわしく見ていきましょう。
mouse DAIV 4Pの基本スペックと基本情報
まずはmouse DAIV 4Pの基本スペック、基本情報をご覧ください。
メーカー | mouse |
品名 | DAIV 4P |
タイプ | C2:14インチビジネス |
画面サイズ | 14.0インチ |
OS | ・Windows11Home ・Windows11Pro |
CPU※1 | Core i7 1260P (16994) 12-16 28W |
GPU | インテルIris Xe |
メモリ※2 | ・16GB(◯)(4) ・32GB(◯)(4) ・64GB(◯)(4) |
ストレージ | ・512GB ・1TB ・2TB |
サイズ(横×奥行き×高さ) | 308.8mm×213mm×16.4mm |
重量 | 0.997kg |
ディスプレイ解像度※3 | 1920×1200 |
カラーバリエーション | シルバー |
インターフェース | ・電源ポート ・音入出力3.5mmポート ・HDMIポート ・SDカード(UHS-I) ・USB-A(3.0)[5Gbps]×2 ・USB-C(3.1)[10Gbps]×1 ・Thunderbolt4[40Gbps]×1 |
SIMスロット | nano SIM |
光学ドライブ | なし |
テンキー | なし |
価格※3 | 199,800〜291,100円 |
- ※1 CPUスペックの表記について
- ■()内の数値はPassmarkのスコアです
■12-16とは12コア16スレッドという意味です
■28Wとは消費電力です
- ※2 メモリの表記について
- ■(◯)は換装、増設が不可能であることを指します
■(4)はメモリの世代(DDR)です
- ※3 価格の表記について
- ■CPU、メモリ、ストレージ、OS、ディスプレイなど、選択によって価格が変わります
■価格は記事執筆時のものとなります
続きまして、当サイトが独自に定め、最重要基準としている裏スペック評価についてです。
mouse DAIV 4Pの裏スペック
- 裏スペックとは?
- 「CPUやメモリは当然のこととして、仕事用ノートPCには他にもこういう機能が欲しいよね」
というものを当サイトが独自に10項目選定し、それらをどれくらい満たせているかを10点満点で評価したものです。
詳細はこちらのページで解説しています。
mouse DAIV 4Pの裏スペックおよび裏スペックスコアは以下の通りです。
評価項目 | 内容 | 評価 |
---|---|---|
ボディ素材 | 全面マグネシウム合金 | ◯ |
重量 | 0.997kg | ◯ |
画面の縦横比 | 16:10 | ◯ |
画面の最大明るさ | 350nit | ◯ |
sRGBカバー率 | 100% | ◯ |
画面上部ベゼルの太さ | 画面縦幅に対し5%未満 | ◯ |
反射加工 | アンチグレア | ◯ |
生体認証 | 指紋✖️、顔◯ | ◯ |
US配列キーボード | 選択不可 | ✖️ |
インカメラ画素数 | 207万画素 | ◯ |
裏スペックスコア | 10点満点中 | 9 |
■裏スペックスコア9点は当サイトでは最高得点。
裏スペックスコア9点はC2タイプのノートPCでは最も高い評価点数です。
こう書くと大げさですが、スコア的には世界最高のC2タイプノートPCです。(10点満点のモデルは存在していない)
特に優れているのが重量で、C2タイプのノートPCであれば1100グラム以下であれば加点対象なのですが、mouse DAIV 4Pは驚愕の1000グラム切りです。
これはC2よりもさらに小型である、C3タイプの評価基準すらクリアしていることになります。
mouse DAIV 4Pはベゼルが非常に狭くボディ自体も非常にコンパクトですので、携行性においてもC3タイプと互角に戦えるポテンシャルを持っています。
■USキーボードは選べない
残念ながらUSキーボードが選択出来ません。
これはmouseが日本の企業だからです。
ですがVAIOなんかは国内企業にも関わらずUSキーボードを選択可能なモデルがあります。
ここはmouseにもぜひ実装してほしいところです。
もし今後USキーボードが採用された場、合10点満点を獲得できることになります。
mouse DAIV 4Pの購入時のおすすめの構成と価格
mouse DAIV 4Pを実際に購入するとなると、どんな基本スペックにするのが良いのでしょうか?
また、その時の価格はいくらになるのでしょうか?
選べるオプションがあまりありませんが、当サイトが推奨する基本スペックで構成すると以下の通りです。
メモリ | 16GB |
ストレージ | 512GB |
OS | Windows11Home 日本語 |
オフィスソフト | 無し |
上記の構成ですと価格は203,100円となります。(送料を含みます)
裏スペックスコアが9点ですので、1点あたり22,567円というのがコスパの目安になります。
その他 mouse DAIV 4Pで気になるところ
mouse DAIV 4Pを購入するにあたり、気になる点や注意点をまとめました。
これって指紋認証はオプションでも無いの?
残念ながら指紋認証はオプションでもありません。
顔認証かパスワード入力でロック解除出来るのですが、Windowsではマスク着用での顔認証の精度がいまひとつです。
マスク着用が義務付けられている屋内では少し残念ポイントですね。
ボディ色はシルバー以外にもあるんですか?
残念ながらシルバー一択となります。
落ち着いた色合いですので、男女問わずに使用できるのがいいですね。
個人的には黒系の色が欲しかったですが。
他に残念だと思うポイントはありますか?
CPUの選択肢がもう少しあれば良かったかなと思います。
CPUがCore i7 1260P一択なのですが、PassMarkのスコアが16000以上もあります。
これはビジネスタイプのノートPCとしてはかなり高性能で、性能・消費電力・発熱を抑えた末尾UのCPUも選択できれば、価格もバッテリー消費もより抑えられたはずです。
残念というよりは「悪くはないけど、もっとこうだったらもっと最高だったのになー」という感じですね。
まとめ mouseのDAIV 4Pを厳しく評価してみたら高性能すぎてバグってた。
以上、今回はmouse DAIV 4Pを忖度なしに評価してみました。
裏スペックスコアは9点で、2023年1月現在世界最高のスコアです。
私は100機種以上のノートPCの細かなスペックをエクセルで一覧表にまとめているのですが、C2タイプのパソコンを購入検討されている方には、最も強くおすすめ出来るモデルです。
「どうしてもJIS配列のキーボードが許せない」という方には裏スペックスコア8の
- VAIO Z
- VAIO SX14
- Lenovo ThinkPad X1 Carbon Gen10
などが次期候補になってくるのですが、いかんせんこれらは高額です。
コスパ的にもmouse DAIV 4Pは抜群に優れているわけですね。
ぜひ参考にされてください。
https://www.mouse-jp.co.jp/ mouse DAIV 4Pの公式ページはこちら最後まで読んでいただきありがとうございました。
この記事があなたの人生のお役に立ちますように。