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こんにちは。当サイト管理人のnk(えぬけー)です。
当サイトは『プロフェッショナルやエキスパートが使う仕事道具としてふさわしい、最高品質のノートPC』のみを専門に紹介するウェブサイトです。
そのため一般的なPC紹介サイトと違って、下記の3ステップに沿ってPCを絞り込んでいきます。
- ステップ1:タイプ(用途とサイズ)の絞り込み
- ステップ2:基本スペックの絞り込み
- ステップ3:裏スペックの絞り込み
これら3ステップについてもう少しくわしく説明したのが以下のページです。
こちらが未読の方は、是非とも先にこちらを読んでいただたく思います。
【ステップ1】の詳細につきましてはこちらの記事をご覧ください。
今ページでは【ステップ2】基本スペックの絞り込みについて、よりくわしく解説していきます。
一般的に基本スペックとは以下の3項目を言います。
- CPU
- メモリ
- ストレージ
当サイトでは『専用GPU』も入れて合計4つの項目についてお話していきます。
ですがその前にまずPCの用途によって必要なスペックが異なるので、まずはあなたが欲しいPCのタイプをはっきりさせましょう。
PCの用途とサイズによって分類したタイプ表がこちらです。
用途 \ サイズ | ① 15.0インチ以上 | ② 14.0〜14.9インチ | ③ 13.9インチ以下 |
---|---|---|---|
A:ゲーミング | A1タイプ | A2タイプ | A3タイプ |
B:クリエイター | B1タイプ | B2タイプ | B3タイプ |
C:ビジネス | C1タイプ | C2タイプ | C3タイプ |
【ステップ1】の復習ですね。
あなたの求めるノートPCのタイプは、明確になっていますでしょうか?
では、まずはCPUから順番に説明していきますね。
CPUの選考基準
タイプ別の推奨CPUスペックは表の通りです。
メーカーで分けていますので少し複雑ですが。
タイプ | Intel Coreの場合 | AMD Ryzenの場合 |
---|---|---|
A:ゲーミング | ■12世代かつ末が『H』のもの | ■6000番台なら6800より大きい数字のもの ■5000番台なら5800より大きい数字で、 なおかつ末尾が『U』でないもの |
B:クリエイター | ■12世代かつ末が『H』か『P』のもの | ■6000番台ならなんでもOK ■5000番台なら5600より大きい数字のもの |
C:ビジネス | ■12世代ならなんでもOK | ■6000番台ならなんでもOK ■5000番台なら5400より大きい数字のもの |
このような選考基準にしている根拠は、PassMarkのスコアを基準にしているからです。
PassMarkのスコアの推奨は
- A:ゲーミングなら20000以上
- B:クリエイターなら15000以上
- C;ビジネスなら10000以上
としています。
12世代だの6000番台など書いていますが、最重要はスコアです。
スコア表記にするとすごくわかりにくくなるので、わかりやすくするために表のような表記になっています。
つまり、Intel11世代のCPUでも上記スコアの条件を満たせていれば全く問題ありません。
AMDでも同様に、優先すべきはPassMarkのスコアで、スコアさえクリア出来ていれば4000番台のCPUでも問題ありません。
そこまで表に記述してしまうと複雑になり過ぎるので、この表ではあえて除外しています。
スコアがよくわからない場合は一度公式サイトを見てみると分かりやすいです。
PassMark公式のノートパソコン用CPUのスコア一覧がこちらです。
Intel CPUとAMD CPUはどちら良いか?
個人的にはAMDよりもIntelのCPUの方がオススメです。
Intel製CPUはAMDに比較して若干割高な価格ではありますが、対応しているアプリが多くトラブルが少ないです。
特にビジネス用途では、Intelの方が優れていると考えています。
特に12世代以降のIntelがおすすめ
Intel製CPUは11世代と12世代では処理効率に大きな差があります。
今後長く使うノートPCであれば、12世代以降のCPUを強くオススメします。(2023年現在)
モデル別紹介ページでのCPUの表記について
当サイトのPC紹介ページでは、CPUの名称のほかに、
・PassMarkスコア
・コア数とスレッド数
・消費電力
も表記しています。
たとえば【Intel Core i5 1240P (17476) 12-16 28W】であれば
■メーカー:Intel
■CPU名称:Core i5 1240P
■PassMarkスコア:17476
■コア数:12
■スレッド数:16
■消費電力:28W(ワット)
となります。
メモリサイズの選考基準
タイプ別の推奨メモリサイズは表の通りです。
タイプ | 最低 | 推奨 |
---|---|---|
A:ゲーミング | 32GB | 32GB |
B:クリエイター | 32GB | 32GB |
C:ビジネス | 16GB | 16GB |
C:ビジネスPCでも最低限16GBのメモリが欲しいところです。
よく「8GBでOK」なんて話もありますが、それは家庭用だったり趣味や遊びで使うPCの話です。
たとえば私が今この文章を書くという作業でも
- Google Chrome(ページ作成用)
- Google Chrome(検索や資料表示用)
- メモ帳
- マインドマップソフト(情報整理用)
- LINE
- 画像編集ソフト
などが同時に動いており、これだけで10GB以上のメモリを消費しています。
それに加えて、今後数年間でOSやアプリケーションソフトが重くなっていくことを考えると、メモリサイズにはある程度余裕が欲しいです。
というわけで、当サイトでは最も負荷の少ないC:ビジネス用Cでも16GBを推奨しています。
B:クリエイターPCやA:ゲーミングPCでは32GB以上のメモリを推奨しています。
これらはビジネスPCに比べてはるかに大きな負荷がかかりますので、倍の32GBが推奨です。
モデル別紹介ページでのメモリの表記について
当サイトのPC紹介ページでは、メモリサイズのほかに、
・換装、増設の可否
・メモリの世代(DDR)
たとえば【16GB(✖️)(5)】であれば
■メモリサイズ:16GB
■換装、増設の可否:不可能
■メモリの世代(DDR):第5世代(DDR5)
となります。
ストレージ容量の選考基準
タイプ別の推奨ストレージ容量は表の通りです。
タイプ | 最低 | 推奨 |
---|---|---|
A:ゲーミング | 512GB | 1TB |
B:クリエイター | 512GB | 1TB |
C:ビジネス | 256GB | 512GB |
ストレージ容量はユーザーによって最も意見のばらつきが大きくなります。
ゲーミングPCなら、プレイするゲームタイトルや数によって変わります。
クリエイターPCなら、素材動画の解像度や長さによって変わります。
ですので上記表の数値はあくまで目安と考えてください。
ビジネスPCでは512GB以上が望ましいですが、予算に余裕がなければ256GBでもOKです。
購入時点にストレージ容量を増やすと、PC本体価格はハネ上がります。
基本スペックに関して妥協は許されませんが、誰だって安価でPCを購入できる方が良いに決まっています。
そのため当サイトでは買い切りのOfficeではなくサブスク(Office365)を推奨しています。
Office365には1TBのオンラインストレージが付属するためです。
また、足りない容量はUSBメモリや外付けストレージで対応するという手もあります。
たとえば256GBのUSBメモリでも、3000円前後でサンディスクやシリコンパワーという信頼できるメーカーから選べます。
要はストレージに関しては『後からどうにでもなる』ということです。
ただし、動画編集を頻繁に行う方やゲーミングPCを購入検討されている方は、最低でも512GB、できれば1GB以上がおすすめです。
こういった作業はストレージに余裕があった方が、パソコンが軽快に動いてくれます。
いちおう念の為言っておきますが、SSDでなくハードディスクのみを搭載はしているPCは問題外です。
GPUの選考基準
タイプ別の推奨GPUスペックは表の通りです。
タイプ | 最低GPU | 推奨GPU |
---|---|---|
A:ゲーミング | NVIDIAなら、GeForce RTX 3070以上 AMDなら、Radeon RX 6700M以上 | 高性能であればあるほど良い |
B:クリエイター | 付いていればなんでもいい | 高性能であればあるほど良い |
C:ビジネス | 無くていい | ー |
GPUに関してはくわしく解説すると長くなってしまいますので、理由や根拠などはこちらでくわしくわかりやすく解説しています。
まとめ ノートパソコンの選び方【ステップ2】基本スペックの概念について
以上、今回はノートパソコンの選び方【ステップ2】基本スペックについて解説いたしました。
もう一度簡単にまとめておきます。
項目 \ タイプ | A:ゲーミング | B:クリエイター | C:ビジネス |
---|---|---|---|
CPU | Intel12以降で末尾H AMD Ryzen 6000台 | Intel12以降で末尾HかP AMD Ryzen 6000台 | Intel12以降 AMD Ryzen 6000台 |
GPU | GeForce RTX 3070以上 Radeon RX 6700M以上 | なんでもOK | 無しでOK |
メモリ | 32GB | 32GB | 16GB |
ストレージ | 1TB | 1TB | 512GB |
以上で基本スペックについての解説を終わります。
ここまではいろんなサイトや動画で解説されていることですが、最後の【ステップ3】では当サイトが独自に設定した裏スペックについて解説していきます。
裏スペックまで高いPCは、あなたの仕事の効率を何段階も高めてくれるはずです。

以上です。
最後まで読んでいただきましてありがとうございました。
ぜひ、他の記事も読んでみてくださいね(^ ^)/